プライバシーマーク業界別取得数一覧(プライバシーマークセミナー体験記)
プライバシーマークは現在様々な業種で取得されています。
2013年時点でその取得事業者数は13000社以上。
かなりの事業者が取得していますが、その内訳がどのようになっているか、
ご存じでしょうか?
今回は、業種別・都道府県別にプライバシーマークの認証事業者の
内訳をみてみましょう。
【業種別プライバシーマーク認証取得事業者一覧】
この図をみてみると、プライバシーマークを取得しているのは75%以上がサービス業で
あることがわかります。断トツの割合ですね。次いで製造業、卸売・小売業・飲食店
となっています。
さらに10000社近くある1位のサービス業にはどのよな業種が含まれているのか見て
みると、「情報サービス・調査業」が約5400社と半数を占めており、次いで「その他
事業サービス業」が約2500社となっています。
「情報サービス・調査業」はその多くが情報サービス、つまりインターネットを使った事業
を行っているようですね。やはり近年の技術の発達によってインターネットを使った事業
には個人情報の適切な取り扱いを求められている傾向にあるようです。
では、次の「その他事業サービス業」とはどのようなものがあるのでしょうか?
ここには労働者派遣や職業紹介、メーリングサービス業などが含まれているようですね。
これらの数字からわかることは、現在プライバシーマークを取得している企業は大きく
二つに分かれているようです。
1つはインターネットを使い「大量の情報を取扱うことが想定される事業」。
そしてもう1つは、「大量でないが、重要な個人情報を取扱うことが想定される事業」。
プライバシーマークの取得や更新(維持)にはコストがかかるため、やはり個人情報保護の
必要性の高い事業は優先的に取得している傾向にあるようです。
【都道府県別プライバシーマーク認証取得事業者一覧】
続いて都道府県別の取得事業者数を見てみましょう。
こちらはやはり圧倒的に東京を中心とした首都圏が多いようです。
東京都だけで、全体の半数を占めていることがわかりますね。
東京近郊の神奈川、埼玉、千葉なども他県に比べると取得事業者は
多いようです。
あとは、大阪や愛知、福岡や北海道といった大都市も一定の割合を
占めています。
ただ、最近ではこういった大都市圏以外でもプライバシーマークを取得する
事業者が増えてきているみたいですね。以前私が参加したプライバシーマークの
セミナーに参加していた方はいわゆる地方からこられていたのですが、その県内に
ある同じ事業を行っている会社がどこもプライバシーマークを取得していないため、
取得することで仕事が一気に広がる可能性がある、といったお話をされていました。
やはり日本では東京などから地方に派生していくことが多いようです。現在
地方で周りの同業種の会社がプライバシーマークを取得していない場合、
あなたの会社だけ取得することで差別化を図る可能性があるかもしれません。
100以上のセミナー・研究会に参加した経験から オススメできるPマークセミナーをランキング形式で まとめました。
>>>こちら をクリックしてご確認ください。
プライバシーマーク業界別取得数一覧(プライバシーマークセミナー体験記)関連ページ
- プライバシーマークってなに?
- 他社の取得のきっかけは?
- 個人情報保護マネジメントシステム(PMS)とは?
- 1つの部署だけで取得したい!
- プライバシーマークセミナーの無料と有料の違い
- 自力で取得!コンサルを使わずにとれる?
- プライバシーマークは必要なのか
- プライバシーマークのメリット・デメリット
- プライバシーマークと個人情報保護法の違いと関係性
- 取得するならプライバシーマーク?ISMS?
- プライバシーマークの社内教育は何をすればいいのか
- プライバシーマーク取得に助成金がでる?
- WEBサービスを運営している個人事業主にプライバシーマークは必要か?
- 短期で取得!「早くプライバシーマークをとれ」と言われたら
- プライバシーマークの取得費用は総額いくらかかるのか
- プライバシーマーク審査を受けた人から聞いた感想-その1-